クルマと「異音」。音の原因は様々ありますが、気になったらすぐに点検を!!

お客様から寄せられる「異音」のご相談

弊社工場に来られるお客様の中に「異音がする」といったご相談を受けることがあります。

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音というのは一度気になりだしたら気にせずにはいられません。なぜこのタイミングで、この部分から、音が鳴るのか…。その不安を解消するのも私どもの役目だと考えております。

また、異音には様々な原因があり、その音が危険か危険ではないかをお客様にご納得いただくのもメカニックの腕の見せ所であるといえます。

 

モーニングブレーキ

 

よく発生する音といえば「モーニングブレーキ」と呼ばれるブレーキ音

走りはじめてから2~3回までは、ブレーキの度に音が鳴るのですが、走りはじめてからしばらくすると音が鳴らなくなる…

これは、ブレーキが冷え切っているから音が鳴るので、走行後しばらくすると、ブレーキ自体が温まり音がしなくなります。

「モーニングブレーキ」に関しては基本的に問題はありませんが、ブレーキの度に常時、「ピー」あるいは「キー」と音がする場合はすぐに点検を

ブレーキパッドがすり減っている可能性があり、交換をお勧めいたします。

 

ベルトからの異音

 

次に多いのが「ベルト」による異音

朝一番にエアコンをつける・ライトを点灯するなどしたときに、音が鳴る場合はベルトに異常がある可能性があります。

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ベルトに異音が発生する原因は、どこかが摩擦しているから。

ベルトが正常に作動しているなら、ベルトの力がうまく伝わり、滑りません。ところがベルトに緩みなどが発生すると音が鳴ります

放っておけばベルトが切れ、思わぬ故障・出費につながります。

異音を感じたらすぐに点検しましょう

 

タイヤからの音

 

また、私どもの経験ですが、タイヤから発する音の大小は、実はタイヤの「紋」に関係するのではと考えています。

同じ山の溝が掘られたタイヤの場合、ゴォーっという比較的大きな音がします。

一方で、タイヤの溝がランダムに大小分けて彫られている場合、音が小さくなる…。

きっとタイヤ紋の凸幅の大きさによって、路面との摩擦による音を相殺しているのかもしれません。

今後、タイヤの交換をする際は、溝の形状に注目されると思わぬ発見ができるかもしれませんよ…!

 

音を聞けばある程度原因が分かる!

 

数10年間、毎日のように車検・点検を行っていると、実は、クルマを見ただけでどの部分から異音がするのかが分かります

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もっといえば、音の種類で危険な音なのか、そうでないのか、ある程度の予測もつくようになります

その上で、機械によって音の発生源を突き止めたり、ベルトであれば装着したり外したりを繰り返し、原因を探っていくのです。

最後には聴診器を使うなど、人間の「耳」と「観」、そして「経験」が頼りになる世界…。気になる異音は、プロのメカニックに相談するのが一番安心です!

 

音は一概に悪いとは言えない…

 

こうして車の音に関して考えると、一概に音が鳴ることが悪いとは言えないような気がします。

たとえば、とある外国産のクルマは高速走行中、抜群の安定性を誇ります。その結果、気づかないうちに170km以上の速度を出してしまうことも…。

エンジン音もタイヤの音もしなければ、スピードによるある種の恐怖感は薄れてしまいます

そこで、敢えて車内に音を伝え、現在の速度はどのくらいなのか、フィーリングできるようになっているのです。

クルマと音との関係性は深く、密接しているものなのですね…!面白い!!

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